試しに作ってみたらメチャメチャ美味しかった・・・。今日のおススメはにしん昆布醤油干し!

輸入魚を中心に魚価の上昇が続いておりますが、最近では輸入商社さんも無理をして食材を持ってこないので以前のように「決算なので赤字処分します」といった掘り出し物商品も少なくなってきました。お互い、それだけ商環境がシビアになってきたんですね~。

とは言えそのような状況を嘆いてばかりもいられないので、何かないもんですかね?と懇意にさせて頂いている輸入商社の社長さんにお聞きしたところ、

ノルウェーのニシンはどう?
脂もあるし安いよ!

というご提案を頂きました。
でも、正直なところ「う~ん、ニシンかぁ~」と思わないでもないのですが、折角のご提案なので原料を1ケース注文して提携製造メーカーさんで試作してもらいました。

1つはニシンセミドレス(こちらの御紹介はまた後日!)
P1050093 内臓・エラ・ウロコ除去済み

 

そしてもうひとつは

ニシン昆布醤油干し

(スマホはコチラから)

P1050095 P1050096

画像のとおり、

長さで言えば25センチ超くらいから30センチくらいの長さ
重量だと180g位

といったところです。ボリューム感としては充分に合格点なんではないでしょうか。

 

 

とはいえ、調理前だと一般のニシンそのものなんですけど、

 

これを焼いてみると・・・
P1050104

Wow! 

超うまそ~じゃぁないですかぁぁ!

P1050105

試食してみましたが、予想以上に脂もあって、なにより和風の昆布醤油だしとの相性がバツグンです!

ノルウェー産の魚ってやっぱり寒いだけあって脂はすごくあるんですけど、ニシンはもともと和食でもよく使われる魚なので和風の昆布醤油ダシとの相性は本当にいいですね。いゃぁ~美味しいのにビックリです。

ちなみにニシンと言えば骨がたくさんある、ということで毛嫌いされる方もいらっしゃりますが、そもそも中骨以外は柔らかい骨ですからノドに引っかかって大変、とかいう感じの骨ではありません。多分、数の子を取るような大型ニシンになると違うのかもしれませんが、魚体サイズで300g程度のものですから細かい骨くらいは余裕でバリバリ食べることができます。※我が家では小学生のチビ達が腹骨までバリバリ食べていました…(笑)。

もし私が居酒屋さんのオーナーでしたら、

骨の柔らかいニシンをバリバリ食べてカルシウム補給しましょう!

とか言うPOPをつくるかなぁ~なんて勝手に思ったりしてしまいました(失敬!)。

ご飯のお供としてもイケますが、お酒のアテとしてもかなりのものでしたよ!

ボリューム感も脂のノリも合格点で、しかもオリジナリティーの高い昆布醤油干しですからお客様にもきっと喜んで頂けると思います。
P1050105

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先入観にとらわれず、是非ともお試しあれ!

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