超高級魚キジハタが残りあとわずか!魚仕入担当者の皆様お急ぎください!

もう10年ほど前になりますが大阪の水産輸入商社に勤務時代、主にインドネシアやベトナム、タイなどから水産物を輸入して国内販売していた時によく取り扱ったのがハタ類

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※日本産魚類生態大図鑑(東海大学出版会)より

いわゆるクエやアラと言われる種類の魚も含まれるようです。

これらハタ類は中華系の人を中心にとても珍重され(1尾まるごと蒸したり揚げたりして餡かけにして食べる)、常に高値で取引されていたことを覚えています。中国本土だけでなく、香港やシンガポールをはじめとする東南アジア各国でも中国人華僑のよく通うような高級料理店には必ず水槽があってそこにこのハタ類が泳いでいたりします。
a0013382_1272410 ←だいたいこんな感じで。

気候が似ている沖縄でもこのハタ類は人気のようで、よく東南アジアから輸入して沖縄の商社さんに販売していたことを思い出します。このハタ類の中でもスジアラという種類は特に珍重され、(個体差で様々な色をしているのですが)特に赤っぽいスジアラは婚礼などのお祝いごとの席で使われるため、特によく売れた印象があります。

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※左上がスジアラ。釣魚1400種図鑑(㈱エンターブレイン)より。

さて、話が少し飛んでしまいましたが、本題に戻ります。
そんなもともとが高値で取引されるハタ類の中でも特に別格なのが今回のテーマであるキジハタ。
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画像上の魚です。

特に関西以西ではアコウとも呼ばれて、お刺身はもちろん、鍋や煮付けでも大変美味しいと珍重される超高級魚です。当然、普段はスーパーなどに出回る事も無く、高級料亭や割烹などでのみお目にかかることができるお魚で、私も正直北陸に来るまではあまり目にする機会がありませんでした。

ところが、です!

金沢に来てみてビックリ。量こそ少ないものの、↑のような立派なキジハタが毎日のように売り場に並んでいます。まぁ、数量は少ないのでだいたいキロ7000円~8000円くらいはしていますが、ほぼ毎日何かしらの入荷があることにビックリです。どこか有名な料亭さんにでも買われていくんでしょうね。

さてそんなキジハタ、福井の水産試験場で養殖が試みられたりもしているそうなのですが、数年前から富山県では漁協さんが稚魚の放流なども行なっているみたいです。そのおかげか、昨年秋口には富山湾内でキジハタがかなり水揚げされ相場も比較的下がりました(とは言えやはり4桁台ですが・・・)。そんな時にある程度まとめて買い付けてもらって凍結保管したものが居酒屋応援隊のキジハタセミドレス【スマホの方はコチラ】です。

富山湾内で水揚げされたキジハタを急速凍結して保管。その後オーダーに応じてセミドレス加工をして出荷させて頂いております。ちなみに先日の東京出張で訪問させて頂いたお客様の店舗でキジハタの煮付けとして食べさせて頂きました。

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シンプルな味付けが一番おいしいなぁ~と改めて思うお味でした。そもそも居酒屋さんで普通に「きじはた煮付け」とか書いてあるだけで、よく魚をご存知の方からすれば「ワォ~!」という感じですもんね。

そこそこの数量を確保していたキジハタセミドレス【スマホの方はコチラ】もおかげさまであと残り僅かとなりました。ご興味おありの仕入れ責任者様は是非お早めにどうぞ!

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