お鍋料理の食材特集第4弾! ~するめいかゴロ煮~

今回でお鍋特集も第4回。

国産本あんこう https://izakayaouentai.co.jp/blog/news/1045/

ほていうお https://izakayaouentai.co.jp/blog/news/1086/

ずわいがに爪足 https://izakayaouentai.co.jp/blog/news/1103/

に続いての本日は・・・

いかゴロ煮セット

するめいかのゴロ煮セット!

https://izakayaouentai.co.jp/item/view.cgi?no=71 【PC】
https://izakayaouentai.co.jp/sm/view.cgi?no=71  【スマホ】

・・・ん? 何これ?
するめいかが丸々入っているだけ?

と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、その通りです(笑)。

日本海産のスルメイカを1尾まるまる(無処理で)「いしる」に漬け込んだ商品になります。

■ ところでいしるって何?
イシルとは能登地方に伝わる魚醤です。いしるの説明が詳しく書いてあるサイトを見つけましたので、ご興味のある方はコチラのリンク先を見て頂くとよく判ると思います。
http://www.ishiri.jp/about/

内容を要約すると、イシル(イシリ)は秋田の「しょっつる」、香川の「いかなご醤油」と並ぶ日本の3大魚醤のひとつで、江戸時代から作られてきている能登の伝統料理だそうです。厳密に言えば、

イカの内臓で作ったもの   ⇒ いしり
イワシなど魚で作ったもの  ⇒ いしる

となるそうですが、居酒屋応援隊では総称して「いしる」とネーミングさせて頂いております。

商品画像の茶色いエキスがその「いしる」になるのですが、いしる本来のテイストはかなり独特で好き嫌いがはっきりしてしまうため、地元の醤油屋さんで万人受けするように調合された「いしる調味エキス」を使っています。このいしる調味エキス自体は18リットルタンクの業務用しかありませんので、お分けすることは難しいかもしれませんが、もし「他の料理にも調味料として使ってみたい」というお店様がございましたら、500mlのものがありますので、こちらをお送りさせて頂くことも可能ですよ。ご興味のある方はお問い合わせくださいね。

いしるといしり イシルもイシリもあります。

あっ、お醤油と言えば、福井県永平寺御用達蔵で作られた貴重な生醤油「越前源醤」もおススメですので是非こちらもお願い申し上げます!
RIMG0018  https://izakayaouentai.co.jp/blog/news/569/

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ちょっと横道に逸れてしまいましたが、本題の「するめいかゴロ煮」の説明に戻ります(笑)。

実はこの商品、居酒屋応援隊創業以来の人気商品なんです。もともとは金沢市内の片町という繁華街である居酒屋さんが出されていたメニューで、毎回注文するほど美味しかったのでそれを真似させて頂いたものです。

「ゴロ」というのは能登地方の言葉で内臓という意味だそうで、要はイカの内臓までまるまるお鍋にするのがゴロ煮です。商品に入っているいしるエキスをお好みの味付けに水で薄めて頂き、そこにイカを輪切りにして内臓ごと放り込んでください。先に昆布でダシを取ってからいしると調合するというお店といしるエキスと水だけで煮るというお店がありますが、そこはお好みで良いのかな、と思います。あとは普通のお鍋のように白菜や豆腐などを入れて出来上がり。

いかゴロ煮セット (9)

イカのゴロ(内臓)の旨味もしっかりと出ていておいしい!

お鍋を満喫した後は、〆で雑炊を頂くのが金沢のお店での定番でした。追加料金がかかるのですが、それでも思わず毎回注文してしまいます。

いかゴロ煮セット(雑炊)

お店側からしても、原価は低く抑えられて(150円もしない!)、更に雑炊のオーダーが取れれば追加の売上にもなる、と言う意味でなかなかの優等生ではないでしょうか。

ちなみにこの「するめいかゴロ煮」ですが、実は夏場もよく注文を頂きまして…。どうやってお出しされているのかな、と思ってお聞きしてみると、夏場は

スルメイカのいしる焼き

だそうです(笑)。皆さん、さすがですね。

これからもロングランとなりそうなこの商品、末永くよろしくお願い申し上げます。

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船凍するめいかの本拠地・小木漁港からも仕入れています。
スルメイカ商品でも多くの品揃えでご注文をお待ちしております。
金沢直送 居酒屋応援隊
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